先週の、
土曜日は此処に居た。
二十年振りに浅草に立つ。
当たり前だが、ブーンと聳えるスカイツリー。
ブーンとは、中学時代の社会科の先生が京都に降り立った時に「京都駅を出ると、ブーンと京都タワーが見えるんです、ブーンと!!」と仰って居たのを真似して居る。
この先生は関西出身だったのだが、其方界隈で使う云い回しなのでしょうか?
それとも、その先生独特なのだろうか…
その先生は彼岸に渡られてるので、今は知る術が無い。
目的地に行こうにも、大きい家人達がアレやこれや云うので、六区に出てしまった。
あっ、六区と云えば此れを撮らねば!
六区の街灯には、浅草を代表する芸人さんの写真が貼られてる。
然し此処だけは、無い。
「オイラが死んだら飾ってよ」とたけしさんが云ったそう。
写真の黄色い看板のお店が『浅草キッド』と云う歌で歌われてる「煮込みしかないクジラ屋で」のお店。
有名な話だが、お店の大将はビートたけしが売れない頃からの、旧知の仲。
スルスルと通りを抜ける。
昔は屋台ばっかりだったのに、随分と綺麗になったなぁ。
顔ハメパネルを見付けると、小さい家人達は即座に突撃。
本当、子供って此れ好きだよな。
何枚か写真を撮って、やっと目的地の花やしきへ。
非常事態宣言も解除されて、大賑わいだった。
人が多過ぎて、撮れた写真はこれだけ。
花やしきと云えばコレ。
小さい小さい家人は身長制限で乗れなかったが、小さい家人はとても気に入って二回乗った。
二回目は本当に、一時間近く待った。
待つのが苦手な小さい家人を誤魔化すのが、何とも難儀だったが、とても楽しかったそう。
そもそも、小さい小さい家人が「ゆうえんちにいってみたいの」と云ったのが切っ掛け。
そう云や、連れて行った事が無い。
然しながら、自宅から程近くのあの場所から初めるのは、厳しいだろうと云う事で花やしきになった。
ローラーコースターには乗れなかったが、パンダカーや制限の無い乗り物に沢山乗って、小さい小さい家人も満足したそう。
正直、小さい小さい家人は何期目かの、イヤイヤ期ゾーン真っ只中。
中々食事も食べようとしない。
「ちゃんと御飯たべないと、ローラーコースターに乗れる位大きくなれないよ?」
「はい、食べます!」
来るクリスマスシーズンの前に「サンタさん来ないよ!」位効く魔法の言葉が増えた。